来丸村(読み)らいまるむら

日本歴史地名大系 「来丸村」の解説

来丸村
らいまるむら

[現在地名]辰口町来丸

辰口村の北東に位置する。地名は城の一部を当地に移転したために生じたとか、僧侶の名にちなんだものと伝える(辰口町史)正保郷帳では高五八一石余、田方三一町三反余・畑方二町八反余。承応三年(一六五四)の村御印(上時国家文書)でも同高、寛文一〇年(一六七〇)の村御印(来丸区有文書)では高五九五石、免四ツ、小物成は山役二五四匁。洪水による検地引高が享保六年(一七二一)に一一〇石認められ、文化九年(一八一二)から豆腐役、天保九年(一八三八)から油振売棒役を負担していた(天保一三年村御印物成等書上帳)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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