東スラヴ族(読み)ひがしスラヴぞく

山川 世界史小辞典 改訂新版 「東スラヴ族」の解説

東スラヴ族(ひがしスラヴぞく)

スラヴ人は6世紀にはバルト海の南,ドニエプル川ドニエストル川に挟まれたあたりに住んでいた。この民族三つに分かれた一つが東スラヴ族で,東に向かい,ロシア人ウクライナ人の祖となった。東スラヴ族が10世紀につくった国家キエフルーシ(キエフ公国)である。

出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報

旺文社世界史事典 三訂版 「東スラヴ族」の解説

東スラヴ族
ひがしスラヴぞく

スラヴ族の中のロシア人・ウクライナ人・ベラルーシ人
ロシア人は9世紀ごろより国家形成を始め,ギリシア正教を受容した。13世紀にはモンゴル支配を受けるが徐々に自立した。

出典 旺文社世界史事典 三訂版旺文社世界史事典 三訂版について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android