東一宮村
ひがしいちのみやむら
[現在地名]津山市東一宮
南東は太田村、南西は宮川が流れ西北条郡西一宮村、西は同郡東田辺村に接する。東南条郡に属する。寛永一二年(一六三五)「東一之宮村之内拾石」が一宮中山神社の社領として寄進されている(「森長継寄進状」美作古簡集)。また延宝七年(一六七九)には東一宮中村の七五石余が本光寺に宛行われている(「森長継宛行状」本光寺文書)。
元禄一一年(一六九八)以後も津山藩領。正保郷帳では田方一千三九二石余・畑方一四五石余、元禄一〇年の美作国郡村高辻帳では二千四一石余、うち改出高四四四石余・開高五九石余。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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