日本歴史地名大系 「旧苫田郡地区」の解説 旧苫田郡地区きゆうとまたぐんちく 岡山県:津山市旧苫田郡地区現津山市の北部一帯で、中央部を東流する吉井川、東部を南流し、西流して吉井川に合する加茂(かも)川両川の北部。津山城下の町々を除くと、天保郷帳では、西北条(さいほくじよう)郡一〇・西西条(さいさいじよう)郡四・東南条(とうなんじよう)郡一四・東北条(とうほくじよう)郡八の計三六村が存在した。明治二二年(一八八九)の町村制施行により、西北条郡に西苫田村・一宮(いちのみや)村・田邑(たのむら)村、西西条郡に二宮(にのみや)村・院庄(いんのしよう)村、東南条郡に林田(はいだ)村・東苫田村・東一宮村・高野(たかの)村、東北条郡に高田(たかた)村・高倉(たかくら)村・神庭(かんば)村の計一二村が成立。なお津山城下町は西北条郡津山町と東南条郡津山東町となる。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by