旧苫田郡地区(読み)きゆうとまたぐんちく

日本歴史地名大系 「旧苫田郡地区」の解説

旧苫田郡地区
きゆうとまたぐんちく

津山市の北部一帯で、中央部を東流する吉井川、東部を南流し、西流して吉井川に合する加茂かも川両川の北部。津山城下の町々を除くと、天保郷帳では、西北条さいほくじよう郡一〇・西西条さいさいじよう郡四・東南条とうなんじよう郡一四・東北条とうほくじよう郡八の計三六村が存在した。明治二二年(一八八九)の町村制施行により、西北条郡に西苫田村・一宮いちのみや村・田邑たのむら村、西西条郡に二宮にのみや村・院庄いんのしよう村、東南条郡に林田はいだ村・東苫田村・東一宮村高野たかの村、東北条郡高田たかた村・高倉たかくら村・神庭かんば村の計一二村が成立。なお津山城下町は西北条郡津山町と東南条郡津山東町となる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む