日本歴史地名大系 「東三谷村」の解説 東三谷村ひがしみたにむら 和歌山県:那賀郡打田町東三谷村[現在地名]打田町東三谷古和田(ふるわだ)村の北西にあり、村域は南北に細長い。村域北半は山地で春日(かすが)池・浅尾(あさお)池・小(こ)池などの溜池がある。村の南寄りを淡島街道が通る。西は中三谷村。中世は池田(いけだ)庄に含まれた。慶長検地高目録によると村高五六九石余、小物成四斗二升三合。池田組に属し、元禄二年(一六八九)の池田組指出帳(田中家文書)でも高の変化は少ないが、内訳は田方が五三五・六九一一石(三三町余)、畠方三四・七一六八石(二町五反余)、家数七九、人数三九九、馬一〇、牛一六。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by