東二原地下式横穴墓群(読み)ひがしにわらちかしきよこあなぼぐん

日本歴史地名大系 「東二原地下式横穴墓群」の解説

東二原地下式横穴墓群
ひがしにわらちかしきよこあなぼぐん

[現在地名]小林市真方 東二原

市東部を南へ流れるはま川を望む、標高二四〇メートルの二原台地東端部に立地する。円墳一基と地下式横穴墓一六基が確認されており、調査は昭和六三年(一九八八)に一号、平成二年(一九九〇)に二―一六号と円墳の周溝の二次にわたって行われた。

地下式横穴墓はいずれも羨道部の短い平入り・両袖の羨門閉塞であるが、閉塞材には板様・河原石、ロームブロック、アカホヤブロックの四種が認められた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android