東京打刃物(読み)とうきょううちはもの

事典 日本の地域ブランド・名産品 「東京打刃物」の解説

東京打刃物[金工]
とうきょううちはもの

関東地方東京都の地域ブランド。
足立区荒川区台東区などで製作されている。明治時代廃刀令により、ほとんどの鍛冶職人刀剣から業務用や家庭用の刃物づくりに転業し、洋風刃物の製作にも取り組んだ。江戸期の刀匠伝統と技術を現代に受け継いだ職人が丹精込めてつくり上げた製品は、切れ味鋭く、手になじみやすい実用品として愛用されている。東京都伝統工芸品。

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報

デジタル大辞泉プラス 「東京打刃物」の解説

東京打刃物

東京都足立区、荒川区などで生産される鋏、包丁、鉋(かんな)などの刃物類。東京都により「東京の伝統工芸品」に指定されている。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む