事典 日本の地域ブランド・名産品 「東京銀器」の解説
東京銀器[金工]
とうきょうぎんき
東京産の銀製スプーン・フォーク及び洋食用ナイフ・キーホルダー・食器類・くるみ割り器・こしょう入れ・砂糖入れ・塩振出し容器・卵立て・ナプキンホルダー・ナプキンリング・盆及びようじ入れ・ろうそく消し及びろうそく立て・宝石箱・花瓶及び水盤・記念カップ・記念たて・身飾品・コンパクト・時計・喫煙用具・置物・家具・葬祭用具・額縁。江戸時代中期に、銀師(銀器職人)や金工師(飾り職人)が登場したことが、東京銀器の始まりである。優雅で長もちしてそのうえ無害という性質をもつ。東京都伝統工芸品。1979(昭和54)年1月、通商産業大臣(現・経済産業大臣)によって国の伝統的工芸品に指定。2008(平成20)年2月、特許庁の地域団体商標に登録された。商標登録番号は第5111397号。地域団体商標の権利者は、東京金銀器工業協同組合。
出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報