東佐野村(読み)とうざのむら

日本歴史地名大系 「東佐野村」の解説

東佐野村
とうざのむら

[現在地名]多古町喜多きた

五反田ごたんだ村の北、多古橋たこばし川右岸の丘陵地帯に位置する。寛文六年(一六六六)名寄帳(多古町史)に村名がみえ、田六町余・畑二町五反余・屋敷二反余、家数一二、ほかに寺一。同八年の鷹場五郷組合帳には遠佐野とあり、高八〇石、旗本初鹿野領で、島組に属した。元禄一三年(一七〇〇)頃の下総国各村級分では高八九石余で、初鹿野領。同氏の知行幕末まで続く。弘化二年(一八四五)の関東取締出役控帳では家数一一。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android