東前町(読み)ひがしまえちよう

日本歴史地名大系 「東前町」の解説

東前町
ひがしまえちよう

下京区仏光寺通柳馬場西入

東西に通る仏光寺ぶつこうじ(旧五条坊門小路)を挟む両側町。東は柳馬場やなぎのばんば(旧万里小路)に面し、町の西寄りを南北に堺町さかいまち通が通る。

平安京の条坊では町の北側が左京五条四坊一保七町南、南側は同二保六町の北。平安時代中期以降は五条坊門万里小路西の地。「清眼抄」の「大焼亡事」によれば「安元三年丁酉四月廿八日丁酉、天晴今日亥剋、焼亡、(中略)内大臣御所、五条坊門万里小路西角、寝殿葺比皮、自余屋仮葺、長押足固板敷、未被移徙」とあり、太郎焼亡と俗称された安元の大火に京中が包まれた際、当町も被災。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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