大学事典 「東北公益文化大学」の解説
東北公益文化大学[私立]
とうほくこうえきぶんかだいがく
Tohoku University of Community Service and Science
2001年(平成13)日本初の「公益」を冠した大学として設立。理念は「尊重し調和へ」であり,使命は人材育成(教育)として「知を咲かす」を,公益学の確立(研究)として「知を結ぶ」を,地域共創(貢献)として「知をひらく」を掲げる。2017年現在,山形県酒田市などにキャンパスを構え,公益学部に746人の学士課程学生が在籍する。2014年に第1期吉村(学長)プランを発表して以来,「学習者(学生)中心の大学」を確立する改革が進められてきた。2017年からは第2期吉村プランを実施し,国際交流や学生のキャリア支援の充実をめざす。高等学校の進路指導教諭が選んだ各種大学ランキング(面倒見のよさや,就職に力を入れている大学など)では,東北地区の私立大学で第1位となっている。
著者: 戸村理
出典 平凡社「大学事典」大学事典について 情報