デジタル大辞泉
「使命」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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し‐めい【使命】
- 〘 名詞 〙
- ① 使者として命ぜられた命令や用向き。使者としてのつとめ。使者の役目。
- [初出の実例]「而今反辱二使命一、加以二寵
一」(出典:日本外史(1827)一三) - [その他の文献]〔春秋左伝‐昭公一六年〕
- ② 使者。使いの者。
- [初出の実例]「中国と使命(シメイ)の通する国々は朱註に従ふて異同ある事なし」(出典:授業編(1783)四)
- [その他の文献]〔北史‐魏収伝〕
- ③ 与えられた重大な任務。自分に課せられた尊いつとめ。天職。
- [初出の実例]「ここに詩人といふ天職が出来て、ここに画家といふ使命が降る」(出典:草枕(1906)〈夏目漱石〉一)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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普及版 字通
「使命」の読み・字形・画数・意味
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
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世界大百科事典(旧版)内の使命の言及
【天命】より
…原義は天の神の命令という意味であったが,天の命令は人力ではいかんともしがたいものであるところから,人間の外にあって,人間のあり方を規定する力を意味するようになった。しかし〈使命〉の意味に解することがある。天命に〈運命〉と〈使命〉の2義が含まれているため,《論語》の〈五十にして天命を知る〉の天命は,運命(自分にはこれだけしかできない)なのか,使命(これだけはどうしてもしなければならない)なのか,解釈が分かれている。…
※「使命」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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