東南遺跡(読み)とうなんいせき

日本歴史地名大系 「東南遺跡」の解説

東南遺跡
とうなんいせき

[現在地名]太子町鵤東南

林田はやしだ川下流の東岸、標高約一二メートルの微高地に立地する。縄文時代後期中葉を中心とする集落遺跡。昭和五三年(一九七八)・同五五年・平成二年(一九九〇)に調査が行われている。竪穴住居跡三・配石墓一・土壙墓七・埋甕五や土壙・柱穴などが検出されている。埋甕の一は径八センチ・高さ一三センチの立石および配石土壙を伴う。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android