東女(読み)トンジョ

デジタル大辞泉 「東女」の意味・読み・例文・類語

トン‐じょ〔‐ヂヨ〕【東女】

東京女子大学俗称。→本女ぽんじょ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「東女」の意味・読み・例文・類語

あずま‐おみなあづまをみな【東女】

  1. 〘 名詞 〙 東国の女。また、田舎びた女。あずまおんな。あずまめ。
    1. [初出の実例]「庭に立つ麻手刈り干し布(ぬの)さらす東女(あづまをみな)を忘れたまふな」(出典万葉集(8C後)四・五二一)

あずま‐おんなあづまをんな【東女】

  1. 〘 名詞 〙あずまおみな(東女)
    1. [初出の実例]「花火をうつすなりふりも、あづま女に似せ紫の頬(ほう)かぶり」(出典:浄瑠璃双生隅田川(1720)五)

あずま‐めあづま‥【東女】

  1. 〘 名詞 〙あずまおみな(東女)
    1. [初出の実例]「あづまめとね覚めて聞けば下野や阿曾の河原に千鳥鳴くなり」(出典:頼政集(1178‐80頃)上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

戒厳令

一般的には指定地域で、国の統治権の全部または一部を軍に移行し、市民の権利や自由を保障する法律の一部効力停止を宣告する命令。戦争や紛争、災害などで国の秩序や治安が極度に悪化した非常事態に発令され、日本...

戒厳令の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android