精選版 日本国語大辞典 「東女」の意味・読み・例文・類語 あずま‐おみな あづまをみな【東女】 〘名〙 東国の女。また、田舎びた女。あずまおんな。あずまめ。※万葉(8C後)四・五二一「庭に立つ麻手刈り干し布(ぬの)さらす東女(あづまをみな)を忘れたまふな」 あずま‐おんな あづまをんな【東女】 〘名〙 =あずまおみな(東女)※浄瑠璃・双生隅田川(1720)五「花火をうつすなりふりも、あづま女に似せ紫の頬(ほう)かぶり」 あずま‐め あづま‥【東女】 〘名〙 =あずまおみな(東女)※頼政集(1178‐80頃)上「あづまめとね覚めて聞けば下野や阿曾の河原に千鳥鳴くなり」 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報