東小熊村(読み)ひがしおぐまむら

日本歴史地名大系 「東小熊村」の解説

東小熊村
ひがしおぐまむら

[現在地名]羽島市小熊町東小熊おぐまちようひがしおぐま小熊町江頭おぐまちようえがしら小熊町外粟野おぐまちようそとあわの小熊町おぐまちよう

西小熊村の東に位置する足近あぢか輪中内の村。枝村に外粟野・江頭がある。もと西小熊村と一村で、両村の地域は錯綜している。本村の集落はさかい川に沿う美濃路の南側に東西に延び、「濃州徇行記」に「地卑くして屡水損し、(中略)農事のみを以て渡世とせり」とある。慶長郷帳に村名がみえ、稲葉正成(十七条藩)領七七三石余・平岡頼勝(徳野藩)領四九六石余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

グレーゾーン解消制度

個々の企業が新事業を始める場合に、なんらかの規制に該当するかどうかを事前に確認できる制度。2014年(平成26)施行の産業競争力強化法に基づき導入された。企業ごとに事業所管省庁へ申請し、関係省庁と調整...

グレーゾーン解消制度の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android