日本の小説家。1968年、台湾台北市生まれ。9歳で日本に移住し永住権を取得。2002年、長編「タード・オン・ザ・ラン」で、第1回「このミステリーがすごい!」大賞の銀賞・読者賞を受賞し文壇デビュー。同作は『逃亡作法 TURD ON THE RUN』(宝島社)と改題されベストセラーとなった。09年、『路傍』(集英社)で大藪春彦賞を受賞。14年、『ブラックライダー』(新潮社)で日本推理作家協会賞(長編及び連作短編集部門)の候補となった。映画版アニメ「劇場版 NARUTO-ナルト-ブラッド・プリズン」(11年)の脚本も手がけている。15年7月、『流』(講談社)にて第153回直木賞を受賞した。