東山鉱山(読み)ひがしやまこうざん

日本歴史地名大系 「東山鉱山」の解説

東山鉱山
ひがしやまこうざん

富良野市南部の西達布にしたつぷに所在する石灰・ドロマイトの鉱山。昭和三八年(一九六三)頃、西達布市街南方三キロの山間部で鹿越鉱業株式会社によって石灰岩露頭が発見された。地質調査の結果、ドロマイトを主体とする鉱床であることが判明し、同四〇年から露天掘りによる採掘が開始された。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

世界大百科事典(旧版)内の東山鉱山の言及

【大東[町]】より

…島根県東部,大原郡の町。人口1万5403(1995)。松江市の南に接し,斐伊(ひい)川の支流赤川の上流域を占める。中心集落はJR木次線の通る大東で,中世は大東荘に属し,近世は3・6の六斎市が開かれる市場町として栄えた。4月と8月には牛馬市が開かれ,木綿市も立った。また松江藩の事業としてヤクヨウニンジンの栽培が盛んで,藩の人参方役所出張所が置かれた。現在は養鶏,酪農,茶の栽培などが盛んである。阿用,川井は国内有数のモリブデンの埋蔵地で,大東,東山などの鉱山があったが,資源の枯渇と貿易自由化に伴い閉山した。…

※「東山鉱山」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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