東江原村(読み)ひがしえばらむら

日本歴史地名大系 「東江原村」の解説

東江原村
ひがしえばらむら

[現在地名]井原市東江原町

西江原村の東にあり、南端小田おだ川が東流する。東は神代こうじろ村。古くは神代村一村をなしていた。慶長七年(一六〇二)検地帳(池田文書)では「東ゑはら」とあり、神代村分と合せ田一二九町余・分米一千七一三石余、畠八三町余・分米五三六石余。元和三年(一六一七)の徳川秀忠朱印状(記録御用所本古文書)で「後月郡東河原村之内千石」など都合三千石が備中国奉行小堀政一の弟小堀正十に与えられているが、東河原村は当村のことと思われる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android