東津賀才村(読み)ひがしつがさいむら

日本歴史地名大系 「東津賀才村」の解説

東津賀才村
ひがしつがさいむら

[現在地名]吾北村小川東津賀才こがわひがしつがさい

西津賀才村の東、南流して上八川かみやかわ川に注ぐ小支流沿いに集落がある。南は弘瀬ひろせ村、北は成川なるかわ村。

近世の当村域にあたる地は、天正一八年(一五九〇)の津加才地検帳に津賀淬名柏山村二一筆六町一反二三代一歩(うち山畑二町七反一六代三歩・切畑一町五反五代二歩)、津加在分至川名至川村二六筆三町七反四八代三歩(うち山畑一町九反一代一歩)、津加才分手取名手とり村一七筆二町四二代三歩(うち山畑一二町二五代四歩・切畑三反二六代四歩)、津加才分新開名新かい村二二筆六町三三代五歩(うち山畑四町七反四四代一歩・切畑七反二三代)、津加才分峯越名峯こし村(現南越)一二一筆三六町一二代(うち山畑二一町六反三二代・切畑九町八反二七代五歩)、およびのちの成川村となる津加才分成川名・同花木名が記される。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android