東照大権現社跡(読み)とうしようだいごんげんしやあと

日本歴史地名大系 「東照大権現社跡」の解説

東照大権現社跡
とうしようだいごんげんしやあと

[現在地名]高野町高野山

興山こうざん寺の北の山上にあった神社で、現在敷地のみ残る。徳川家康を祀り、寛永五年(一六二八)興山寺三世応昌の時、幕府の命によって当地に勧請された。「続風土記」によれば社領一〇〇石、本社・中殿・拝殿御供所宝庫・経蔵・鐘楼などがあったが、明治以降廃された。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報