東良三(読み)アズマ リョウゾウ

20世紀日本人名事典 「東良三」の解説

東 良三
アズマ リョウゾウ

明治〜昭和期の探検家



生年
明治22(1889)年1月18日

没年
昭和55(1980)年1月25日

出生地
和歌山県

学歴〔年〕
ウィルソン実業高卒

経歴
北極探検の草分けの一人。明治の末渡米し、アラスカカナダ極地を歩き、エスキモーと暮したりした。著書に「ジョン・ミュアー」「アメリカ国立公園考」「アラスカ大陸の自然と資源」など。日本自然保護協会理事、日本動物愛護協会理事なども務めた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「東良三」の解説

東良三 あずま-りょうぞう

1889-1980 明治-昭和時代の探検家。
明治22年1月18日生まれ。明治末に渡米,自然保護を推進したジョン=ミュアーに心酔し,アラスカやカナダの極地を探検。帰国後は日本自然保護協会理事などをつとめ,小島烏水(うすい)をベーカー山などに案内する。昭和55年1月25日死去。91歳。和歌山県出身。著作に「ジョン・ミュアー」「アメリカ国立公園考」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android