日本歴史地名大系 「東藤平村」の解説 東藤平村ひがしふじだいらむら 静岡県：天竜市東藤平村[現在地名]天竜市東藤平西藤平村の北西、阿多古（あたご）川中流域に位置する。中世は藤平のうちに含まれる。江戸時代の領主の変遷は横川（よこかわ）村と同じ。慶長一六年（一六一一）の阿多古領年貢取帳（中村家文書）に村名がみえ、永高一〇貫五二五文。元和五年（一六一九）の阿多古村指出（同文書）によれば永高一〇貫五二五文、うち大明神（現六所神社）領一〇〇文、川成二貫八二文を差引いた年貢を鐚銭と茶六五〇斤・綿一五〇目（ただし金納）で納めている。延宝六年（一六七八）の阿多古領一八ヵ村年貢免定（同文書）によると反別一九町三反余、うち八割弱は畑地。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by
