新撰 芸能人物事典 明治~平成 「東貞一」の解説
東 貞一
ヒガシ テイイチ
- 職業
- ピアニスト
- 肩書
- 大阪芸術大学教授
- 生年月日
- 明治36年 5月31日
- 出生地
- 東京
- 学歴
- 京都帝大哲学科〔昭和3年〕卒,京都帝大大学院文学研究科博士課程修了
- 経歴
- 川窪美須々に指導を受け、さらにポール・ビノグラドフ、ポール・カバリョフ、レオ・シロタ、レオニード・クロイツァーに師事。昭和3年大阪で初リサイタル、以後大阪、京都でリサイタルのほか、オーケストラとも共演。また、バッハからドビュッシー、ラベルまでの作品を歴史的に解説演奏する研究会を組織。46年シューマン全作品、47年バッハ作品の解説と演奏の講座を開催。この間、同志社女子専講師を経て、戦時中沼津海軍兵器廠嘱託として音響心理学を研究。戦後、大阪音大講師、大阪芸大教授。著書に「ピアノ演奏基礎的な3つの様式」「ピアノ演奏の理論」。
- 没年月日
- 昭和55年 12月5日 (1980年)
出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報