日本歴史地名大系 「東郷陣屋跡」の解説 東郷陣屋跡ひがしごうじんやあと 栃木県:真岡市東郷村東郷陣屋跡[現在地名]真岡市東郷 雷五行(ごぎよう)川とその分流で、のちに二宮尊徳により改良された大前(おおさき)堰の穴川(あながわ)用水との分岐点から約五〇メートル下流、穴川左岸に位置する。幕府の寛政改革による北関東幕府領支配強化のため、各地に設けられた在地陣屋の一つで、寛政一一年(一七九九)藤岡(ふじおか)代官所(代官岸本武太夫)の出張陣屋として設けられた。東郷陣屋の管轄は、下総・下野両国二〇二ヵ村・五万四千石余で、芳賀(はが)郡二七ヵ村・都賀(つが)郡二八ヵ村・河内(かわち)郡一ヵ村が含まれた。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by