デジタル大辞泉 「貸付」の意味・読み・例文・類語 かし‐つけ【貸(し)付(け)】 金額・利率・期間・担保の種類などを定め、多くは約束手形や借用金証書をとって資金を貸したり、損料・使用料・期間などを定め、物品や権利を貸したりすること。[類語]貸与・貸し・貸す・貸し出す・用立てる・貸し切る・貸し付ける・貸し渋り・融資・金融・融通・又貸し・転貸・賃貸・前貸し・貸し金・貸し切り・ローン・レンタル・リース たい‐ふ【貸付】 [名](スル)金銭・土地・建物などを貸し付けること。「資金を貸付する」 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「貸付」の意味・読み・例文・類語 かし‐つけ【貸付】 〘 名詞 〙① 金品を貸してやること。期限や利子、料金などを定めて、金品を貸すこと。[初出の実例]「都而御貸附取扱候御代官えは、利金歩合被レ下候に付」(出典:牧民金鑑‐一二・御貸附金・寛政五年(1793)一二月)② 返してもらう約束で、ある物を他人に交付し、または、その物の使用や収益を許容すること。 たい‐ふ【貸付】 〘 名詞 〙 金銭、土地、建物などを貸し付けること。[初出の実例]「無賃にて之を会社に貸付(タイフ)すべし」(出典:朝日新聞‐明治一四年(1881)一一月一三日) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
日本大百科全書(ニッポニカ) 「貸付」の意味・わかりやすい解説 貸付かしつけ 銀行が一定期日後に償還することをあらかじめ契約して取引先に資金を供与すること。厳密には手形貸付、証書貸付、当座貸越の三者を貸付といい、この貸付に手形割引を加えたものを貸出と総称する。すなわち、貸付は貸出より狭い概念ということになる。[那須正彦][参照項目] | 貸出 | 証書貸付 | 手形貸付 | 当座貸越 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例