東麓郷1遺跡(読み)ひがしろくごういちいせき

日本歴史地名大系 「東麓郷1遺跡」の解説

東麓郷1遺跡
ひがしろくごういちいせき

[現在地名]富良野市字東麓郷

富良野盆地東部の丘陵地帯に位置する旧石器時代終末期の有舌尖頭器文化の遺跡。遺跡は馬の背状に張出す舌状台地の東端にあり、標高は約三五五メートル。昭和六〇年(一九八五)の調査で有舌尖頭器・尖頭器・掻器・石刃・彫器・両面調整石器・舟底形石器・片刃石斧石核など有舌尖頭器文化を特徴づける石器群がまとまって出土した。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 土器 最古 本州

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