デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「松原三穂子」の解説 松原三穂子 まつばら-みほこ 1793-1865 江戸時代後期の歌人。寛政5年生まれ。備前(岡山県)今村宮神職今村衛守の長女。14歳より2年間藩主池田斉政(なりまさ)の右筆をつとめる。一度結婚するが夫と死別し,35歳で医師松原東省と再婚。備中の女流歌人安原玉樹としたしく,京都の高畠式部らとも交遊した。慶応元年6月7日死去。73歳。著作に歌集のほか,紀行文「道の記」など。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例