松山湿原(読み)まつやましつげん

日本歴史地名大系 「松山湿原」の解説

松山湿原
まつやましつげん

北見山地の北部ピヤシリ山系ぬま(八九九メートル)の北東四キロにある。一帯は溶岩台地に広がる道有林内で、標高七九二メートル、面積二五ヘクタールの高層湿原。昭和五一年(一九七六)北海道自然環境保全地域(松山ピヤシリ道立自然環境保全地域)に、同五四年には保健保安林に指定されている。一般道道二六五号(美深―雄武線)より南側の標高六〇〇メートルの天竜てんりゆう沼まで林道が通じ、それより約九〇〇メートルの登山路から入ることができる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む