コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

松岡能一 まつおか よしかず

3件 の用語解説(松岡能一の意味・用語解説を検索)

デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

松岡能一 まつおか-よしかず

まつおか-のういち

松岡能一 まつおか-のういち

1737-1804 江戸時代中期-後期の和算家。
元文2年生まれ。大坂城付京橋組同心。内田秀富にまなび,宅間流5代をつぐ。文化元年死去。68歳。通称は貞八,良助。名は「よしかず」ともよむ。著作に「宅間流円理」「算学稽古(けいこ)大全」。子の清信(せいしん)も「宅間流角術」をあらわす。

出典|講談社 この辞書の凡例を見る
(C)Kodansha 2015.
書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

朝日日本歴史人物事典の解説

松岡能一

没年:文化1(1804)
生年:元文2(1737)
江戸中期の和算家。通称良助,貞八長延ともいう。大坂城付京橋組同心。宅間流4代の内田秀富に入門。同門中第一といわれた。宅間流5代。内田の『算用手引草』(1755)の巻末に免許の目録20個条を書いている。このころはまだ免許目録の厳重な制度はなかったらしく,松岡が整備したものといわれる。宅間流は大坂で細々と続いていた学派だが,師内田のころには宅間流という名称の記録は見当たらず,松岡の『方陣円陣解』に「浪華住宅間流五世松岡良助能一著」となっているから彼の命名であろう。『新考立円術』(1761)の中の球の求積では,平行な平面で細截してその体積の和を級数で求め,結果的にπの6分の1に直径の3乗を乗じたものを出している。

(道脇義正)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

松岡能一の関連キーワード日下誠和算家内田秀富奥村邦具岸通昌栗田久巴柴野美啓宅間能清逸見満清山田正重

今日のキーワード

大寒

二十四節気の一つ。元来,太陰太陽暦の 12月中 (12月後半) のことで,太陽の黄経が 300°に達した日 (太陽暦の1月 20日か 21日) から立春 (2月4日か5日) の前日までの約 15日間で...

続きを読む

コトバンク for iPhone