松平定通(読み)まつだいら さだみち

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「松平定通」の解説

松平定通 まつだいら-さだみち

1805*-1835 江戸時代後期の大名
文化元年12月9日生まれ。松平定国(さだくに)の5男。兄定則(さだのり)のあと,文化6年6歳で伊予(いよ)松山藩主松平(久松)家11代となる。文政11年文武にわかれていた藩校を統合して明教館を創設。倹約令をたびたび発した。天保(てんぽう)6年6月20日死去。32歳。通称は三郎四郎。号は亀陽,祝山。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android