松平氏遺跡(読み)まつだいらしいせき

国指定史跡ガイド 「松平氏遺跡」の解説

まつだいらしいせき【松平氏遺跡】


愛知県豊田市松平町にある屋敷跡。巴(ともえ)川(足助(あすけ)川)東岸の山地にある、三河国の戦国大名から江戸幕府の将軍家へと発展する松平氏と徳川氏の発祥地で、三河国加茂郡、現在の愛知県豊田市松平町に位置する。1619年(元和5)に、第9代松平尚栄(なおよし)が八幡宮(現在の松平東照宮)に東照大権現を勧請した松平東照宮の敷地が松平氏館の跡で、現在でも石垣や濠などが残されている。境内には徳川家康産湯(うぶゆ)の井戸跡や松平家の屋敷跡などがあり、近隣には松平家の菩提寺であり、1367年(貞治6)に足助重政(しげまさ)が建立したと伝えられる高月院や松平城跡などが残っている。この松平氏館跡、松平城跡、大給(おぎゅう)城跡、高月院の4ヵ所が、松平氏遺跡として2000年(平成12)に国の史跡に指定された。東海環状道豊田松平ICから車で約25分。

出典 講談社国指定史跡ガイドについて 情報

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