高月院(読み)こうげついん

日本歴史地名大系 「高月院」の解説

高月院
こうげついん

[現在地名]豊田市松平町 寒ヶ入

本松山高月院寂静寺と号す。浄土宗で、本尊阿弥陀如来。徳川氏の祖松平氏の菩提寺である。寺伝によれば、正平二二年(一三六七)見誉寛立、俗名足助重政の開基、松平親忠の子超誉存牛を中興の祖としている。

安城(あんじよう)松平氏五代の長親、法名道閲は、母鈴木氏女供養のため、松平信長から土地を買得して高月院に寄進していることが大永三年(一五二三)の松平長親安堵状と同七年の松平長親寄進状案(以上高月院蔵)によって知られる。寄進状案には「一 三貫文 よしか入 源三郎作人 此内一貫文公方年貢あるへし」とあるので、長親の買った土地のなかに公方年貢納入義務のあったことがわかる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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