松平雪川(読み)まつだいら せっせん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「松平雪川」の解説

松平雪川 まつだいら-せっせん

1753-1803 江戸時代中期-後期の茶人,俳人
宝暦3年11月23日生まれ。出雲(いずも)松江藩主松平宗衍(むねのぶ)の3男。茶道石州流不昧(ふまい)派開祖の松平治郷(はるさと)の弟。俳諧(はいかい)は小栗旨原(おぐり-しげん)にまなぶ。兄をたすけ,藩政にも参与。享和3年6月24日死去。51歳。名は衍親(のぶちか)。別号に為楽庵,帰洞子,仙亭など。句文集に「為楽庵雪川発句集」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android