松本淳治(読み)マツモト ジュンジ

20世紀日本人名事典 「松本淳治」の解説

松本 淳治
マツモト ジュンジ

昭和期の生理学者,俳人 新医協会会長;日本脳研究会代表幹事;徳島大学名誉教授。



生年
大正6(1917)年3月30日

没年
平成8(1996)年8月18日

出生地
三重県伊勢市

別名
雅号=松本 巨草(マツモト キョソウ)

学歴〔年〕
大阪帝国大学医学部〔昭和16年〕卒

学位〔年〕
医学博士(大阪大学)〔昭和30年〕

主な受賞名〔年〕
徳島新聞科学賞〔昭和56年〕「睡眠・夢の研究と電気入眠器の開発」,アノーヒン賞〔昭和59年〕「生理学の国際的発展」

経歴
昭和28年大阪大学医学部助教授、38年フランス・リヨン大学留学、39年徳島大学医学部教授、57年名誉教授。59年から鳴門教育大学教授を務めた。山崎豊子白い巨塔」の里見助教授のモデルと言われる。著書に「あたまの健康」「夢の科学」「眠りとは何か」など。また「ホトトギス同人で、句集に「影」がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「松本淳治」の解説

松本淳治 まつもと-じゅんじ

1917-1996 昭和時代の大脳生理学者,俳人。
大正6年3月30日生まれ。阪大助教授をへて,昭和39年徳島大教授となる。のち鳴門教育大教授。睡眠モノアミン説の提唱や電気入眠器の開発などで知られた。俳句は「ホトトギス」同人。平成8年8月18日死去。79歳。三重県出身。大阪帝大卒。俳号は巨草。著作に「眠りとはなにか」,句集に「影」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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