松浪信三郎(読み)マツナミ シンザブロウ

20世紀日本人名事典 「松浪信三郎」の解説

松浪 信三郎
マツナミ シンザブロウ

昭和期の哲学者 早稲田大学名誉教授。



生年
大正2(1913)年8月18日

没年
平成1(1989)年9月2日

出生地
東京都千代田区

学歴〔年〕
早稲田大学文学部哲学科西洋哲学〔昭和11年〕卒,早稲田大学大学院西洋哲学〔昭和13年〕修了

主な受賞名〔年〕
勲四等旭日小綬章〔昭和61年〕

経歴
河出書房編集部、東京タイムス論説委員を経て、昭和19年工学院大学教授、32〜59年早稲田大学文学部教授。主な著書に「実存のことば」「死の思索」「半世界に生きる」。訳書に、サルトル「存在と無」、パスカルパンセ」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「松浪信三郎」の解説

松浪信三郎 まつなみ-しんざぶろう

1913-1989 昭和時代の哲学者。
大正2年8月18日生まれ。東京タイムズ論説委員,工学院工専(現工学院大)教授をへて,昭和32年早大教授。パスカル,キルケゴール,サルトルらの実存主義哲学を研究。平成元年9月2日死去。76歳。東京出身。早大卒。著作に「実存主義」「死の思索」,訳書にサルトル「存在と無」,パスカル「パンセ」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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