松源院跡(読み)しようげんいんあと

日本歴史地名大系 「松源院跡」の解説

松源院跡
しようげんいんあと

[現在地名]今治市風早町四丁目・中浜町四丁目

今治藩主松平家の菩提寺であった。寛永一二年(一六三五)松平定房入部以来、松平家は来迎らいごう寺を菩提寺としていたが、明暦二年(一六五六)風早かざはや町四丁目から中浜なかばま町四丁目にわたって定勝山松源院を建立、来迎寺の住職三汲を迎えて開山とした。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android