最新 地学事典 「板歯類」の解説
ばんしるい
板歯類
学◆Placodontia
海生爬虫類の一目。現在の地中海周辺の三畳系に4科が知られる。体長は最大2m。上側頭窓がある。歯は臼状に拡大・肥厚し,硬い殻をもつ軟体動物などを嚙み砕くのに適する。頸部は短く,四肢は鰭脚状,尾は長い。三畳紀後期のHenodusでは骨板と鱗板からなる甲羅があり,歯は退化するなどカメ類に類似した体制を示す。魚竜類・鰭竜類と同じく双弓類から進化したとされる。
執筆者:平山 廉
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

