枝神(読み)エダガミ

精選版 日本国語大辞典 「枝神」の意味・読み・例文・類語

えだ‐がみ【枝神】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 末社にまつられている神。
    1. [初出の実例]「大贄の浄米の大祓仕へ奉り〈略〉、所々の枝神に分け奉りて」(出典:止由気宮儀式帳(804))
  3. 元の神から生じた神。
    1. [初出の実例]「きけよ、息より産れたる枝神(エタガミ)ながら、吾子なる天馳使(あまはせづかい)」(出典:二十五絃(1905)〈薄田泣菫〉天馳使の歌)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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