枝野村(読み)えだのむら

日本歴史地名大系 「枝野村」の解説

枝野村
えだのむら

[現在地名]角田市枝野

蛇行して北流する阿武隈川右岸にあり、東は島田しまだ村、西の対岸木沼きぬま(現伊具郡丸森町)北東金津かなづ宿から笠松かさまつ渡を経て角田本郷へ道が通じる。天文七年(一五三八)の段銭古帳に「ゑたのかう」とみえ、段銭一貫六二五文。同じく四貫一二五文の「いつミたかう」は当村南端の泉田いずみだに比定される。正保郷帳では田一〇貫三一六文・畑六一貫四六三文、水損と注され、ほかに新田一〇貫一四六文。元禄年中(一六八八―一七〇四)の除屋敷控帳では市川三右衛門の除屋敷一・家中除屋敷一、大石文平の屋敷一、高橋八郎兵衛の家中屋敷六、武田甚十郎の屋敷一。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む