南から北に流れる阿武隈川流域の河岸段丘、それに市域東西両側に南北に延びる丘陵台地に遺跡が分布する。縄文時代の遺跡は四〇ヵ所で、淡水産シジミを主とし多少の海産貝が混入する縄文早・前期の貝塚が
古墳時代に入ると、阿武隈川流域の広大な低湿地帯での生産活動の定着と展開によってか、多数の遺跡、とくに高塚古墳・横穴古墳が盆地周辺に出現し、「国造本紀」に記載された「伊久国造」に関連して注目される。阿武隈川の左岸(隈西)には、主軸約六六メートルの前方後円墳
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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