日本歴史地名大系 「角田本郷」の解説
角田本郷
かくだほんごう
角田盆地のほぼ中央に位置し、南は
天正一九年(一五九一)伊達成実が角田城主となり、文禄四年(一五九五)まで知行。慶長三年(一五九八)から石川昭光が一円知行し、明治維新まで続いた。寛永二一年(一六四四)の同氏知行目録(石川俊直家文書)に角田本郷とあり一八九貫四二六文。正保郷帳では角田宿とあり、田一六四貫四八四文・畑二二貫四六五文、ほかに同所新田二貫七二〇文。宝暦九年(一七五九)の「風土記書上」(井上静男家文書)では田一六六貫二文・畑三一貫二六四文、蔵入の茶畑二〇五文とある。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報