枳神社(読み)からたちじんじや

日本歴史地名大系 「枳神社」の解説

枳神社
からたちじんじや

[現在地名]峰山町字橋木 千原

橋木はしぎの西の小丘頂に鎮座。祭神樋速日命。「延喜式」神名帳にみえる竹野郡発枳カラタチ神社」に比定される。旧村社。

丹哥府志」に「枳の神社は大神宮に姫宮大明神を合せ祭る、姫宮大明神は風土記に所謂天女なり」とあり、峯山明細記宝暦(一七五一―六四)頃の様子を「神主無御座候、村支配ニ御座候」とし「姫宮明神、太神宮春日明神 上屋一間半ニ二間 境内長六間半幅四間半程 不動院持 右祭礼九月十六日和田野村神子さん相雇神事相勤させ申候」と記す。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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