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架空循環取引 カクウジュンカントリヒキ

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デジタル大辞泉の解説

かくう‐じゅんかんとりひき〔‐ジユンクワンとりひき〕【架空循環取引】

企業が売上高の水増しを図るための不正な取引。ある会社の販売した架空の商品が複数の会社に転売され、元の会社に戻ってくる。元の会社はこの操作を繰り返す。帳票類や入出金の形が整っているため発見が難しい。→架空取引循環取引

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朝日新聞掲載「キーワード」の解説

架空循環取引

実在しない商品を帳簿の上だけで複数の企業間で動かし、売り上げを計上する取引。商品は最初に注文を出した企業に戻ってくるが、この企業が再び起点となって転売するため、カネと伝票だけがぐるぐると循環する。売り上げのかさ上げ目的で利用されるとされ、伝票などがそろっているためチェックしづらい。04年にはソフト開発のメディアリンクスがこうした手口で多額の売り上げを水増ししていたことが発覚。同社社長らが証券取引法違反(有価証券報告書虚偽記載)容疑などで大阪地検特捜部に逮捕された。

(2007-02-22 朝日新聞 朝刊 1社会)

出典|朝日新聞掲載「キーワード」
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