染寺(読み)ソメデラ

デジタル大辞泉 「染寺」の意味・読み・例文・類語

そめ‐でら【染寺】

奈良県葛城かつらぎ市にある浄土宗石光寺しゃっこうじ通称天智天皇のころの創建と伝えられる。中将姫曼荼羅まんだらを織った糸を染めたという井戸があるところからの名。

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関連語 まんだら

精選版 日本国語大辞典 「染寺」の意味・読み・例文・類語

そめ‐でら【染寺】

  1. 奈良県葛城市染野にある浄土宗の寺。正称は慈雲山普照律院石光寺(しゃっこうじ)。天智天皇のときの創建と伝えられる。天平宝字七年(七六三)中将姫が寺にはいって法如と号し、阿彌陀如来お告げによって曼荼羅(まんだら)を織ったときその糸を染めたという伝説の井戸(染殿の井)があるところから呼ばれる。染野寺。石光寺染寺。

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