柘植叔順(読み)つげ しゅくじゅん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「柘植叔順」の解説

柘植叔順 つげ-しゅくじゅん

1770-1820 江戸時代中期-後期医師
明和7年生まれ。柘植葛城(かつらぎ)の父。河内(かわち)(大阪府)の人。浅井図南(となん)にまなぶ。大和(奈良県)高取藩につかえ,大坂で開業。享和2年刊行の「蔓難録(まんなんろく)」は,わが国はじめての回虫病の専門書。文政3年2月2日死去。51歳。名は彰常。号は竜洲。著作はほかに「温泉論」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む