柯亭(読み)カテイ

精選版 日本国語大辞典 「柯亭」の意味・読み・例文・類語

か‐てい【柯亭】

  1. 〘 名詞 〙 ( 後漢の人蔡邕(さいよう)が、浙江省の柯亭に宿泊した際に椽(たるき)の竹を取って笛に作り、宝物にしたという「後漢書‐蔡邕伝」の注などに見える故事から ) 蔡邕が柯亭の椽の竹で作ったという笛の名器。転じて、笛のこと。
    1. [初出の実例]「かていといふ御ふえ、はこに入て、ただよまゐる」(出典:とはずがたり(14C前)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む