柳山寺村(読み)りゆうさんじむら

日本歴史地名大系 「柳山寺村」の解説

柳山寺村
りゆうさんじむら

[現在地名]八千代町大和やまと

下三原しもみはら村の西にあり、野間のま川の支流大和川(三原川)の中流域、笠形かさがた山の南東に位置する。加西郡に属した。南北朝期には当地方でも熊野信仰が盛んで、永徳二年(一三八二)五月九日、僧覚有は柳寺先達引檀那を松夜叉分に譲っている(「播磨国等檀那譲状」米良文書)。柳寺は現在の天台宗柳山楊柳ようりゆう寺と推定される。「峯相記」には「楊寺」とみえる。当村は同寺の寺百姓村として開けた。古くは三原庄・三原村と称していたが、慶長年間(一五九六―一六一五)奥三原おくみはら・三原中・柳山の三ヵ村に分れた(加西郡誌)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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