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柳得恭 りゅうとくきょう(R)Yu Tǔng‐gong

世界大百科事典 第2版の解説

りゅうとくきょう【柳得恭 (R)Yu Tǔng‐gong】

1749‐?
朝鮮,李朝後期の学者,文臣。字は恵風,恵甫,号は冷斎,冷庵,古芸(こうん)堂。黄海道,文化の人。1778年燕行使蔡済恭の随員として朴斉家とともに清に赴き,帰国後,朴斉家,李徳懋(とくぼう),徐理修とともに奎章閣(けいしようかく)の検書に登用された。実学の北学派に属したが,特に渤海を朝鮮史上に位置付けようとした《渤海考》(1784)は,渤海史研究の先駆的なものとして注目される。文集にこの《渤海考》を含む《冷斎集》がある。

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世界大百科事典内の柳得恭の言及

【渤海】より

…しかし高句麗の故地に興った国であるから記述する〉とあるように,つけたりとされているのである。 こうした《東史綱目》に代表される,渤海史を朝鮮史の従属的な立場におく見方に対し,積極的に自国史上の問題として研究すべきことを主張したのが柳得恭の《渤海考》(1784)である。彼は,〈百済,高句麗が滅んだ後,南に新羅,北に渤海が存在した。…

※「柳得恭」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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