柳科(読み)やなぎか

精選版 日本国語大辞典 「柳科」の意味・読み・例文・類語

やなぎ‐か‥クヮ【柳科】

  1. 〘 名詞 〙 双子葉植物の科名。三属五〇〇種以上があり、北半球温帯を中心として分布する。高木または低木。葉は互生し托葉がある。花は単性または雌雄異株尾状花序に咲く。花被片はないかまたはきわめて小さな腺になっている。雄しべは二~三〇個で離生または合生し、子房上位一室、多数の胚珠がある。果実蒴果。日本には三属とも自生する。この仲間は多数の自然雑種を含むといわれる。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む