柳科(読み)やなぎか

精選版 日本国語大辞典 「柳科」の意味・読み・例文・類語

やなぎ‐か‥クヮ【柳科】

  1. 〘 名詞 〙 双子葉植物の科名。三属五〇〇種以上があり、北半球温帯を中心として分布する。高木または低木。葉は互生し托葉がある。花は単性または雌雄異株尾状花序に咲く。花被片はないかまたはきわめて小さな腺になっている。雄しべは二~三〇個で離生または合生し、子房上位一室、多数の胚珠がある。果実蒴果。日本には三属とも自生する。この仲間は多数の自然雑種を含むといわれる。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android