柴北村(読み)しばきたむら

日本歴史地名大系 「柴北村」の解説

柴北村
しばきたむら

[現在地名]犬飼町柴北 柴北上しばきたかみ柴北下しばきたしも

高津原こうづはる村の南にあり、北西から南方を経て北東へと大野川支流柴北川が流れる。文和二年(一三五三)六月六日の島津道鑑知行宛行状写(薩藩旧記伊地知文書)にみえる井田いだ郷柴北名の遺称地。文禄二年(一五九三)以降岡藩領。正保郷帳では井田郷に属し、田高二八五石余・畑高二四七石余、柴山有と注記される。旧高旧領取調帳では四四七石余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

ヒトメタニューモウイルス

(5)ヒトメタニューモウイルス(human metapneu­movirus: hMPV)概念 ヒトメタニューモウイルスはパラミクソウイルス科メタニューモウイルス属に属するウイルスで,急性呼吸器感染症...

ヒトメタニューモウイルスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android